古いネットワークカメラの設定をした事がある方は、この手の製品はセットアップが難しいと思っている方も多いかも知れませんが、Imou製品のセットアップは簡単です。
アプリをスマートフォンにダウンロード
Imouアカウントを作成
カメラの電源を入れる
カメラにあるQRコードをアプリで読み取るかWPSで設定する
QRコードからの場合は、アプリからWi-Fiの設定をする
という流れで設定が完了します。
難しいルーター等の設定は必要なく、スマートフォンをWi-Fiに接続できるスキルがあれば誰でも設定して利用出来る製品です。
カメラをWi-Fiに接続するにはWPSで設定するか、QRコードをアプリで読み取るという操作をします。
WPSで設定する場合は、他の製品と操作方法は同じです。
QRコードでの設定は、画面の指示に従い、Wi-Fi情報を入力すると、スマートフォンから鳥の鳴き声の様な音が鳴ります。
この音が鳴り終わると、Wi-Fi設定が完了するという流れです。
この初期設定で必要になるのは、Imouアカウントの作成と、WPSの設定か、Wi-FiのSSIDと暗号化キー(パスワード)の入力だけです。この最低限の設定は、スマートフォンをWi-Fiに接続するくらいのスキルがあれば誰でも可能で、数分以内に完了します。
ほとんどの方が悩むことなく、自宅などにネットワークカメラを設置し、外出先から簡単に確認できるようになるでしょう。
製品によってはネットワークの接続設定、Wi-Fiルーターの設定等、難しい設定や操作が必要になる物もあります。
Imouの製品は、スマートフォンをWi-Fiに接続するのと同等の操作をするだけで簡単に設定可能なので、設定等が難しそうと思っている方でも問題なく導入できるでしょう。
カメラはImouアカウントと連携します。
複数のカメラの操作や、別のデバイスでの使用もImouアカウントを通してアプリから簡単に出来るようになっています。
複数カメラの登録や使用もアプリから簡単に操作できます。
アプリからカメラを追加し、アプリ内に並んでいるカメラを選択するだけです。
スマートフォンを買い替えるような場合も、新しい機種でImouアカウントにログインするだけで引き続きネットワークカメラを利用出来ます。
家族でカメラの画像を共有するような事も可能で、それぞれのアカウントを作成し、機器共有をします。
これらの設定もアプリ上から簡単に可能です。
今回発表された製品は、利用目的ごとに機能が異なりますが、主に室内利用か、屋外利用か、カメラの向きを遠隔操作できるパンチルト機能の有無で選ぶ事になります。
一度設定すれば部屋の中で位置を移動させた場合も、電源に繋ぐだけで自動的に使えるようになります。
microSDカードスロットもあります。ここにカードを入れておけば録画データの保存が可能です。
見た目はシンプルですが、ネットワークカメラとしての基本的な機能は全て搭載されています。ネットワークカメラを始めて使う場合などにはちょうど良い機種です。Bulletは今回の3モデルの中で唯一屋外でも利用可能で、Wi-Fiに加えて有線LANにも対応する防水仕様の製品です。
IP67の防水防塵仕様で、駐車場などの屋外の監視に向いています。
筐体も金属製でしっかりしており、長期間の屋外での使用でも問題無さそうです。
microSDカードスロットも搭載し、内部への録画データの記録も可能です。
他のカメラは動体検知のみ自動録画しますが、唯一連続録画モードも搭載しています。
画角は112°(H)、60°(V)、132°(D)で超広角になっており、かなり広い範囲まで1台で撮影できます。
暗視カメラのモードは、内蔵するIR LEDから目に見えない赤外線が照射され、深夜などの真っ暗な状態でも状況を確認できます。
肉眼では何も見えないような真っ暗闇で、通常のカメラでは何も写らないような状況でも人の姿などを問題なく撮影できます。
動体検知機能が用意されています。
不審者の侵入があった場合に状況を自動録画し、スマートフォンに通知することが出来ます。
この機能は、曜日や時間帯を指定したり、検知する部分を指定したり除外する事も可能です。
普段家にいる時間帯は除外し、外出時のみ有効に設定すれば、外出時に何かあったときだけ自動録画し、スマートフォンに通知するようなことが簡単にできます。
検知感度は5段階に設定可能で、外出時だけ検出するように曜日や時間帯の選択、床で動くロボット掃除機やペットなどの位置を検出範囲から排除する事も可能です。
検知感度中間で試すと、画面の極一部だけが動いた状態を確実に検出しています。
各カメラにはmicroSDカードスロットがあります。動体検知したときの自動録画データなどの撮影データはカード内に保存出来ます。
記録されたデータは遠隔操作でも、何日の何時頃のデータを再生するかを選んで再生可能です。
これに加えて別途有料になりますが、クラウドに保存することも可能なオプションが用意されています。
録画データはmicroSDカードに保存出来ますが、カメラやmicroSDカードを盗まれたり、破壊されると録画データを確認できません。クラウドに保存しておけばカメラに問題があっても録画データはクラウド上にあるので確実に確認出来ます。
何かあったときの備えにカメラを設置するのなら、録画データも万が一に備えてクラウドに保存しておくのが良さそうです。
クラウドに録画したデータもアプリから簡単に確認できます。ネットワークカメラは各社から販売されていますが、リアルタイムの画像、カメラ内に保存した画像、クラウドに保存した画像を簡単に遠隔操作で確認出来るクラウドサービスが用意されているのもImou製品の特徴です。
万が一に備えるならリアルタイムや、カメラ内録画データだけでなく、クラウドサービスに加入して、データ自体も守るのが確実です。
料金は過去3日分なら月額1.99ドル(約220円)、1週間分なら月額2.99ドル(約330円)、1ヶ月なら6.99ドル(約780円)。1年プランはさらに安くなります。
支払いはPayPalやクレジットカードで行えます。
30日間の無料お試しも用意されています。安心を買うという意味で試しにお試しで使って様子を見てから必要なプランを選べるのもいいですね。
Imouのアプリは、iPhoneやAndroid向けが用意されています。一般的な環境では問題なく利用可能で、このアプリを使えば、世界中どこにいても、いつでも自宅などの状況が確認できるようになります。
さらに、Windows用アプリ、パソコンのWebブラウザにも対応しているので、パソコンから確認したい場合にも利用可能です。
Imouのネットワークカメラとアプリは、難しい設定もなく、設置も簡単、一般的なスマートフォンでいつでもどこでもライブ画像の確認が可能です。動体検知した録画データも簡単に確認可能です。
肉眼では全く見えない深夜でも撮影できるなど、ネットワークカメラとして一般的に必要な機能はあり、オプションにはなりますが、クラウドへのデータ保存も可能で機能面での不足はありません。
上倉賢 (id:AllAboutKamikura)
IMOU is proudly powered by WordPress